環境のせいにしていませんか?

昨日、整骨院を複数店舗経営されている方や、私が長くお世話になっている寿司屋の女将と話す機会がありました。そこで共通して話に上がったのは、スタッフのことでした。

トップに立つ人は、何よりもスタッフのこと、お客様のこと、社会のこと、家族のことを考えています。

業態は違えど、多くのスタッフを抱え、残念ながら去っていく人もいます。その中で一番残念なのは、応援できない去り方をする人がいること。

なかでも、私が一番嫌いなのは環境のせいにして辞めることです。自分の力が発揮できない、成長しないのは今の環境が悪いからであって、環境を変えればうまくいく。と勘違いしちゃう人は少なくありません。

たしかに、うまくいかない時にそのような思考になるのは悪くはありませんが、かといって、働く環境を変えるという選択には疑問が残ります。

明確に、誰の元で働きたい!というビジョンがあれば別ですが、なんとなく環境を変えたいというのは逃げでしかないというのが私の思いですし、これまで、そのパターンでうまくいったケースを見ていないのも事実です。

せめて、環境を変えたいのであれば、仕事以外の時間を使って新たな学びをするということは私は大好きです。

環境のせいにする暇があるなら、自ら環境を変える力をみがけと思う。

まぁ、たしかに興味のない仕事、こんな会社、上司じゃ自分の能力は発揮できないなど、不満は数多くあるのは事実かもしれませんが、基本的にどこに行っても環境は悪いです(笑)

どれだけ環境のせいにしても自分の実力は変わらないし、環境を変えても実力は変わらないのが真実です。

仕事がうまくいかないのを環境のせいにするのはただのわがまま。大事なのは環境に屈せず環境を変える力ですね。

もし、環境を変えればなんとかなると思っているならば、、自分には環境を変える能力がなかったということ。

そもそも、理想の環境でしか発揮できない力は本物ではない。

理想の環境は与えられるものではなく、掴み取るものです。

もし、あなたにそのような考えが少しでもあればもう一度、見つめ直してみてはいかがでしょうか。

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