社員をサーフィンに行かせよう。

パタゴニアの歴史と経営哲学が詰まった1冊です。

起業経営だけでなく、生き方、環境に関して考えさせられる内容でした。

「買うために生きるのをやめ 生きるために買おう」

「道具にお金をかけないこと そんなお金があったら航空券を買いなさい」

テーマにあるように、パタゴニアの社員は周囲に迷惑をかけず、自分の責任を果たせるのであれば、いつでもサーフィンに行っても良いそうです。サーフィンだけでなく、クライミングでもOK。

サーフィンに行くためには、周囲の助けも必要ですし、「楽しんできて!」と気持ちよく送り出してもらうには、日頃からの仕事ぶりや信頼関係が築かれているからこそ可能になります。

私が最も惹かれたのは
「ネズミと人間の遺伝子の99%は同じ。たった1%の違いだけで全く違う生き物になる」

ということです。仕事の中でも、たった1%という事に対して雑になることがあるかもしれませんが、パタゴニアはその1%にフォーカスし、それを強みとして成長しています。

1%の違いを非常に大切にいています。

「神は細部に宿る」という言葉があるように、細部にこだわりぬくことが大切であることを改めて感じました。

「これでいい」ではなく「これがいい!」という自分が納得できるレベルで常に生きていきたいと考えさせられた1冊でした。

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