私の生まれ育った鹿児島にはこのような言葉があります。

「泣こかい 翔ぼかい 泣こよっか ひっ翔べ」

意味は、高いところから飛び降りようかどうしようか迷っている子供に対して、怖いと思う前に飛んでしまえ!という内容です。

つまりは「あれこれ(できない理由を)考えずに、勇気を出して行動を起こしなさい」という言葉ですね。

先日の朝礼でスタッフに話した内容を少しご紹介します。

当社でいくつか大切にしている行動指針の中に「主体性」があります。

この主体性の意味は全員が理解(頭ではわかっている)のですが、行動に移せていない状況がありました。

・自分の役割を果たせない(仕事を未達成のまま放置)
・患者さんの立場で考えることができない
・わからないことをわからないまま放置(わかっていないことに気づいていない)
などなど
・自分の課題が理解できていない、ずれている
・表面上、きれいな言葉で飾っているが、実は中身がないなど・・・

経営者や管理職、リーダークラスの方々などこのような体験や感覚をお持ちの方多いのではないでしょうか?

その原因の一つには日本の学校教育が関係しているとも思っていて、考えさせる機会を子供から奪い、すぐに答えや答えの導き出し方を教えてしまう。ということ。

では、考えるようになるにはどうすればよいか?
まずは、「あ!自分は考えていないな。。。」という事に気づくことです。

なので、現場ではスタッフの問いに対して緊急性が無い限り私は答えを教えません。
「自分で考えなさ~い」しか言いません(笑)
第一、私の考えが正しいという事もないですしね。

これからは答えの無い時代、考え、行動できる者が勝ち残る時代

そんな時代の中で、「やり抜く」のではなく「やり過ぎる」行動力(質・量)が大切で、その行動を支える考える力を養う大切さを私も含め感じています。

 

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