スポーツビジネスセミナーを学び福岡への帰り路です。
参加者は驚いた事に、トレーナーは私一人だけ。
ほとんどが大企業の方ばかりでした。それほど、これからのスポーツの市場は可能性があるという事の表れでしょうか。
安倍政権の打ち出した「日本再興戦略2016」における新たな有望成長市場の創出に「スポーツの成長産業化」が明文化されています。
お国がスポーツに力をいれますよ!という事ですね。
具体的な数字では2015年に5.5兆円だった市場規模を2025年には15兆円に引き上げるというのです。
この数字はかなりチャレンジングで、実は世界のスポーツにおける市場は拡大しているにもかかわらず、日本は停滞しています。
その数字を10年で3倍ですから、大きな枠組みを買えるくらいのアクションが必要となります。
幸いな事に、2019年のラグビーワールドカップから翌年の東京オリンピック、そして、翌年はワールドマスターズが開催されるゴールデンイヤーズを迎えます。
・スタジアムアリーナ改革(コストセンターからプロフィットセンターへ)
・スマートアベニュー思考を取り入れた多機能型施設
・大学スポーツ振興に向けた体制の構築
・人材育成、プラットフォーム構築
・新たなスポーツメディアビジネス創出
・スポーツ人口増加
などなど、可能性はあります。
問題、深く根付いている競技団体とリーグなどの関係性がクリアすべき課題でしょうか。
何よりプロスポーツ、国際レベルスポーツがドライバーとなるので、自分の使命としてはアスリートのサポートと一般への普及、そして人材育成です。
少しずつ、自分と会社の新たな方向性が掴めてきたかなと。