「量より質」「質より量」

よく、聞かれる言葉ですが、あなたはどっち派ですか?

私は「質より量」派です。

先日、きばッチ(Bliss代表兼プロデューサーの木場氏)のブログに取り上げられたのを受けて、私も強く共感しました!

そもそも、私は質と量を比べること自体が間違ってるんじゃないかと思っています。

この、根拠となる実験としてアメリカの美大で行われた社会実験があります。
クラスを2つのグループに分けて、

一つのグループには「作品の質は問わない。数を出せば評価する」とし、
もう一つのグループには「作品は1点だけ提出すること。その質で評価する」

としました。その結果は、、、

数で評価するグループの方が質的にも優れた作品が多くみられたそうです。

もう一方の質で評価するグループにおいては質も低く、未提出まであったとのこと。

 

数を多くこなすことで、感性やイメージなどが研ぎ澄まされ、すぐれた作品作りにつながったのかもしれません。特に、学生というまだまだ知識も技術も低く、経験の浅い対象であることもこのような結果につながったのかもしれません。

 

もう一つ「量質転化の法則」をご存知ですか?

意味としては、一定量を積み重ねていくことで、質的な変化が起こるという事です。

この法則を私が初めに聞いたとき、「何も考えず、バカみたいにただ量をひたすらこなせばいいのか?」「それじゃダメだろ~」と思ったのですが、

それでいいようです(笑)バカのように量をこなせば質は上がるそうです。

スポーツ経験がある人は必ず経験していませんか?
はじめたころから練習を重ねても全然上達せずに、へこみそうになっていた時、ある瞬間にコツを掴み上達をする経験。

また、英語などでも、ずーっと練習しても、何を言っているのかわからなかったのに、毎日意味も分からず英語を聞き続けていたら、ある瞬間に聞き取れるようになる経験。

あるでしょ?

それが量質転化の法則です。

この法則の厄介なのが、途中でやめてしまったら、それまで積み上げてきた量(経験)が無意味になり、ゼロになってしまう事。

 

これを仕事に当てはめてみるとどうでしょうか?

私は治療家で、5名の施術者の指導をしていますが、「一番の先生は私ではなく患者さんだよ~」と言い続けています。

なので、1分でも多く、人の身体に触ること、患者さんの対応をすること。
その経験値(量)が成長には重要であると私は思っています。

しかし、難しい(悔しい、歯痒い)のはこれが伝わらないこと。

この、量質転化は実際に経験しなければなかなか信じてもらえないのが実際。
その瞬間をスタッフには経験してもらいたい。(まだ、その沸点に達している人がいないので・・・・)

だからこそ、その沸点を迎えることなく、我慢できずに、あきらめてしまう(辞めちゃう、逃げちゃう)人に対して私は「もったいないな~」と思ってしまいます。

なぜなら、ゼロに戻ってしまうから。
無駄な時間、仕事、作業なんて一つもないのに。
大事なのは、その時間を活かすか殺すか。

活かすためには、質に転化するまで我慢してコツコツ続ける事。

その忍耐の大切さを一人でも多くの人にわかってほしい。
きっと、いつの日か「あ~、今まで我慢して頑張ってきてよかった~」と思える日が必ず来ます!

その瞬間を迎えたスタッフ、弟子と共に仕事できる日が来るのが今の私の楽しみの一つです。

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